柴崎 嘉寿隆ブログ「自分セラピー」

自分とまわりをブラッシュアップする

年に一度、クエストの認定者たちが集う「ブラッシュアップセミナー」

クエストのプロフェッショナル養成クラスの卒業生たちの集まり。

たった一日だけれども、久しぶりの仲間たちに会い、交流を深め、

お互いの活動を報告し合う貴重な時間。

 

今年は、3名からの活動報告があった。

 

1人は、ホスピスでアートセラピーの活動をしているKKさん。

終末医療、緩和ケア、などの言い方は様々だけれども、

病によって命が脅かされている人たちの大切な心のケアの時間になっている。

 

SHさんからは、障がい者施設でのアートセラピーの報告。

長年にわたって現場を創り出してきた、彼女の活動報告は、

「アートの力」がどれほど障害を持つ方々のサポートになりえるのかを

感じさせてもらった。

 

さらに、ESさんは、勤め先の社長さんから、地域のためのアートセラピーの

場づくりを促され、それを実現した話。

心理的なサポートとは異なる職種でありながら、アートを使って

地域社会に貢献しようとする社長さんや、ESさんの活動は尊い。

 

20年間やり続けてきたボクたちへの、大きなギフトの時間でした。

 

午後の千桂子先生の「アートの力」についての講演と、

アートワークで、思う存分自分の表現を楽しんだ皆さん。

 

ボクも久しぶりに、「意味もないアート」を楽しみ、

そのアートについて「他愛ないシェア」を千桂子先生としながら、

豊かな時間を過ごすことができました。

 

*ただの棒人間はつまらない。だから、表情豊かな棒人間を生み出したくなった。”

隠れて見えないところにも、思いがけない表情や動きがある。

空がふさがっていたけれど、ちょっとずらせば隙間から広い宇宙が見えてくる。

そうか、ちょっとずらせばいいんだ、、、、、。

 

なんてことを言いながら。

myart1 myart2

さてさて、卒業したての16期生のフレッシュな顔ぶれが、

どんな新しい一年を創り出していくのか、いまから来年の

ブラッシュアップセミナーが楽しみで仕方ない。

 

そして、その最初の一歩は、千桂子先生のアートセラピーのクラスと、

そしてボクの自己分析のクラスだった。

 

今期から名称は変わるけれど、踏み始める一歩はおんなじです。

 

でも、それぞれが創り出す未来はみんな違う。

 

5年後10年後の自分を楽しみに!!

投稿者:柴崎 嘉寿隆

クエスト総合研究所代表取締役  JIPATTディレクター(Japan International Program of Art Therapy in Tokyo Director)、 NPO法人子ども未来研究所 理事長