柴崎 嘉寿隆ブログ「自分セラピー」

閃きと出会い

そうだ、福島の子どもたちの展覧会の最終日だ!

 

なかなか行けなかった、彼らの作品を見に四谷へ。

 

今日はクルマで移動。

 

場所が分かりづらかったせいもあって、狭い道をくねくねと移動。

 

すると、「荒木町・舟町」と書いた信号機。

 

!!!!!

 

ボクが生まれたのは、この四谷荒木町。

 

ほとんど覚えはないけれど、住んでいた家と、裏木戸。

そして狭い道と急な坂道の事をよく覚えている。

 

自分が生まれた家のあった場所までは

もちろんわからなかったけれど、

車を降りてたっぷりと町の匂いを嗅いでみた。

幼い頃の自分が見えたような気がした。

 

子どもたちの作品展は、

おそらく廃校になった校舎を利用した

「市民の芸術活動推進委員会」というNPOが

運営している教室。

 

誰もいないその部屋で、

福島の子どもたちの作品がボクを静かに待っていた。

 

夏休みとはいえ、2週間という長い期間、

親元を離れシンガポールで過ごす。

 

心細さもあるだろうけれど、

作品からは力強さと生き生きとした楽しさが伝わってくる。

 

11月にフォローアップでまた彼らと会える。

 

今日は、閃きに従って、

60年前の自分に出会い、

ここにはいない福島の子どもたちに出会ってきた。

 

明日から、東京のアウェアネスコースが始まる。

 

また、新しい出会いがある。

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投稿者:柴崎 嘉寿隆

クエスト総合研究所代表取締役  JIPATTディレクター(Japan International Program of Art Therapy in Tokyo Director)、 NPO法人子ども未来研究所 理事長