柴崎 嘉寿隆ブログ「自分セラピー」

何でもない、でも特別で大切な一日

少し前の話になります。
年に一回、クエストではスタッフで旅行に行きます。
「いまどき、珍しいね」と友人に言われることもあるのですが、
クエストでは創業当初から続けています。
ほとんどが近間で、車で移動できる範囲だけれども、
かつては石垣島にも足を延ばしたこともありました。

今月初め、谷川岳。そして水上温泉で宿泊し、
帰りには赤城自然園で紅葉を満喫。
初日はお天気に恵まれ、ロープウェイとリフトを乗り継いで、
谷川岳を目の前にできる360度広がる絶景スポットへ。
極旨の谷川水系の水でのどを潤わし、宿泊は水上温泉。
露天風呂につかり、うまい酒と食事を楽しみ、夜は夜で恒例の?UNO。
どういうわけか、今年は一番苦手だと言っていた、千桂子先生の一人勝ち。
人生何が起きるのかわかりません。

2日目はなんと障子を開けると外は大雪。
雪に覆われた情緒あふれる景観を見ながら、
野菜のしゃぶしゃぶが大感動の朝食。
宿を後にして、帰る途中に赤城自然園に立ち寄り(すっかり快晴でした)、
のんびりとお散歩。
小鳥のさえずり、小川のせせらぎ、そよぐ風の音、
まぶしい秋の陽ざしに光る赤やオレンジに染まる一枚一枚の葉を、
それぞれのペースで楽しみました。
もっとも、スタッフはアートの素材にする木の実や落ち葉を拾うのに忙しそうでしたが。

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ストレス時にあふれ出るコルチゾールという物質は、
処理しきれないとうつ症状にまで発展してしまいます。
効果的な呼吸法や、瞑想、そして、自然の中を歩くことで、
脳内のセロトニンがあふれ出します。
セロトニンは、感情や情緒のコントロールに欠かせない物質。

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スタッフとの楽しい、そして時には他愛のない会話で笑いあう。
日光を浴び、自然の中に身を置くこと。
何でもないことなのだけれど、私たちにとって、特別で大切な時間なのでした。

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投稿者:柴崎 嘉寿隆

クエスト総合研究所代表取締役  JIPATTディレクター(Japan International Program of Art Therapy in Tokyo Director)、 NPO法人子ども未来研究所 理事長