スタッフブログ「アートと暮らす」

惚れ惚れする子ども達

こんにちは、マッキーです。

先週、親子のアートセラピーのクラス「心のアトリエ」の修了式がありました。

私が一番最初にアートワークセラピストとしての活動をはじめた場所。
いつものびのび、ワクワク子ども達とアートをしています。

修了式のこの日は、
これからの新しい新年度に勇気をくれるような、
そんな「お守り」をつくりました。

17424706_1314609285290918_3590860031541936152_n これが材料~

お守りづくりに向けて、『大好きなもの』を描いているときに、
「2こ、かいていい??」と聞いてきた男の子がいました。

みんな、12個描いてるんです。

みかんでしょー、ぶどうでしょー、カードでしょー、
パパでしょー、ママでしょー、
と、12個描いています。違うものを。

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でも、この男の子は「大好きな電車を同じように2回描きたい」と言う。

 

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なんて、なんて、すてきなんだろう。

 
そうだよね。それくらい好きなんだよね。
2個でも3個でも、何個描いたってすてきだよ。
でも、その発想はマッキーにはなかったーーー。

そんな瞬間が、子どものクラスでは溢れています。

もちろん、そんな瞬間に出会わなくても、世界はまわるし、
何も困らない。誰も困らない。

でも、その「困らない」の毎日は無難だけれど、とても味気ない。

そうじゃない毎日を大切にしたくて、
私はアートワークセラピストになったんだった!と思い出させてもらいました。

 
子どもだって、いろいろあります。
大人と同じで、いやなこともあれば、気がのらないこともあるし、
うー!!となることもある。

 

でも、修了式の時の彼らを見ていて、
「ここは、大人とはちがう~~~」と強く感じところがありました。

それは、受け取る力

1年間のクラスで承認に慣れたのもあるかもしれませんが、
彼らは、セラピスト達やお友達からの
「〇〇くんがいてくれて嬉しかった!」
の気持ちを、もう真正面から満面の笑みで受け止めているんです。

身体はいろいろ。。
きょうつけ!の姿勢だったり、
ぐにゃぐにゃしてたり、、、なのですが。

誇り高く、その言葉やエネルギーを受け止めている姿に
胸がパンパンになりました。

大人だと、
「いやいやいや~」とか、
「視線を下げたり」とか、
「いやぁ、□□さんの方こそ!」とか。。。

どうしても、全部を受け止めきれず、ごまかしてしまうこともあります。

でも、はずかしさはあったとしても、
それ以上に、自分という存在に誇りを持っている彼らの姿に惚れ惚れしました。

 

ほんとに、惚れ惚れ。

 

彼らに会えた私はしあわせものです。

 

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投稿者:makiko ohashi

(一財)生涯学習開発財団認定マスターアートワークセラピスト、 NPO法人子ども未来研究所理事、フォトセラピスト、親子のアートセラピークラス「心のアトリエ」主宰