スタッフブログ「アートと暮らす」

わたしの仕事

アート・・ってなんだろう。

アートを通して過ごす時間っていったいどういう事なのだろう。

いつもいつも私はそのことを想う。

 

高齢者の方のアート 子どもたちのアート

自分のアート 姉のアート 身近にあるすべてのアート などなど

 

「好き」これは間違いない。
「感謝」これも間違いない。

 

一瞬で心動されるものもあれば、そのプロセスを傍らで見守らせて

頂きながら震えることもある。

 

私にとっては「生きるために必要なもの」

私はこのアートセラピーという術を通して、これまでやっていなかった、

またやりたくてもやらなかった様々な「表現をする」という事。

描いたり破いたりこねたり、一人だったり、仲間だったりという時間を通して、

これまでの自分を棚卸しをしたり、配置換えしたり、捨てたり、作り直したり・・・

カスタマイズの時もあれば、レストアの時もある。。。。

 

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姉とアートをしながら過ごす。

時々そんな時間を持つ。

姉は日常のあれこれを話す。

忙しい話 ちょっと頭にきた話 など

あの素材 この素材 手を動かしながら

 

しばらくすると言葉が少なになった。

 

「ふわふわってしたいの。」と姉は目に涙をいっぱい溜めながら話しをしてくれた。

そう言葉にしながら、何が今起こっていて何を一番味わっているのか。

 

「本当はね・・・・・」と、最後の最後に姉は自分の気持ちを言葉にした。

 

どこかで人は我慢をする。

必要なペルソナをつけて私たちは生きている。

最初からそれを「我慢」とも思わずに。。

 

「わかっているの」「それが私の役目かなと思って」

姉の話しの始まりは、いつもそういえばそんな枕詞が多いことに気づく。

 

帰り道、夜桜を見ながら歩いた。

姉は少しだけ元気になっていた。

そしてなんだか、私が励まされていた。

 

「アート」ってなんだろう?

姉を元気にするもの。。。。

大切な誰かをそっと笑顔にするもの。。

 

そんな事を私は仕事にしている。

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投稿者:yoko

シニアと幼児向けアートワークセラピストでレイキティーチャー。現場や日常での出会いを中心に、感じたことを 言の葉にしていきます。