アートセラピーの輪 Vol.4

 
みなさん、こんにちは。
スタッフのふみぽんです。今回の『アートセラピーの輪』
私が担当します。クエストの卒業生は
仕事や身近な方々にアートセラピーを活かしているだけでなく
自分にも活用しています。

今日は、東京にお住まいの
ステキなアートセラピストをご紹介します。

■ 野澤 しきぶ さん

彼女は、高齢者施設でアートセラピーを提供しているだけでなく
一般の方のためにも、アートセラピーを開催しています。
また、それだけでなく
毎朝、自分のためにアートセラピーをしているそうです。
今日は、どんないきさつで自分のために始めたのか
そんなところから、お話を聴いてみました。

Q. いつから始めたんですか?

A. 2013年の2月からはじめました。

Q. どんなきっかけで始めたのですか?

A. 周りの方に、アートセラピストとして活動していますという
話をすると、皆さま興味は持ってくださるものの
『やってみたいけど絵が下手なのよね・・・』
と言われることがすごく多いのです。

なので、『上手下手関係なく、描けるよ!』ということを伝えたくて
自分が毎朝、ちょっとしたアートセラピーをやってみよう。
その時感じている気持ちを、一本の色でもいいから
描いてみようと思ったんです。
これぐらいだったら、誰でもできるんじゃないかなって・・・
それで、描いたものをフェイスブックに投稿するようになりました。

Q. やり始めていかがでしたか?

A. フェイスブックの投稿を見て、
『こんな感じだったらやってみたい』『私でもできるかも!』
と毎月開催している「アート朝活」に参加してくださる方が増えました。

でも、実はそれだけじゃなくて、
自分にもいいことがたくさんありました。

Q. どんないいことがあったんですか?

A. フェイスブックに投稿することで
お友達から絵についてのコメントをいただくようになりました。

自分が感じていた気持ちとは違う内容のコメントも
たくさんあって・・・びっくりしました。

けど、そんな自分もいるのかもしれないと素直に受け入れられたり
絵に対する見方はこんなにも多様なんだ、という気づきがありました。

Q. 他には何かありますか?

A. それと自分のひらめき(直感)を大事にできるようになりました!

毎朝、ぱっと浮かんだイメージをキャッチして、絵に描いているので
ひらめいた(直感)ことをキャッチして→行動に移す、ということが
以前よりもできるようになってきたように感じます。

今までは、何かひらめいても
そのままにしてしまうことが多かったけど
その時感じたことを直感のまま絵に描いてみる、というアクションが
実際に行動してみることにつながっているじゃないかなと思ってます。

それは結構、仕事やプライベートの場でも役立っています。

自分のひらめきを大事にするようになりました。

『直感を行動に移す』その間にアートがあることで
いったん自分自身の想いを受け止めるというか・・・
自分の想いと一緒にいる時間があります。

そこが大事なのかなとも思います。

こんなお話をされていました。
聴いていて、とっても素敵だな~~と思いました。

アートセラピーは、自分の『ひらめき』と『行動』をつなげてくれる
ものでもあるんですね。

まだ、これからも『アートセラピーの輪』続きます。
お楽しみに!!

by fumipon