スタッフブログ「アートと暮らす」

アートセラピーの輪 Vol.10

こんにちは、satokoです。

春ですねぇ。クエストオフィスは目黒川沿いにあります。

ということで、毎朝、桜の木の変化を見ながら通勤しているのです。
少しずつ、ピンク色のつぼみがちらほら。今週末あたり、咲くかな♪

さて、今週も『アートセラピーの輪』お届けします。

と言いつつ、うっかり風邪をひいてしまい、投稿が遅くなってしまいました(汗)
みなさんもお気をつけくださいね。

さてさて、今日の卒業生は。。。

■ 宮島 なつみ さん

東京芸大大学院(先端芸術)をこの春卒業し、春からは子どものクラスの主催セラピストを2箇所ではじめるなど、アートセラピストとしても大活躍のなつみさん。

今回は、自分でアート表現をしているからこその、アートセラピーとの違いについて話してくれました。

「アートセラピー学んで、なんかいいことあった??」

なつみ(以下N):アートセラピーはじめて、生きてく力、生きる力みたいなのが沸いてくるようになった。

satoko(以下S):うんうん。

N:人って、自分を自分で光の方へ連れてく力を持ってるな…って感じるんだけど、
アートはその道しるべにもなるし、気持ちを吐き出す手助けにもなるし。

生きてく過程で、アートが助けになってくれるなーって思う。

大学生の時は、作品を作るから、評価がついてくるでしょ。
そこにすごい違和感とか葛藤があって。
自分の中から出てきたものなのに、評価がついてくる…仕方ないんだけど、違和感があったの。

でも、アートセラピー学ぶようになって、
この場で「自分のために自分の中と繋がって絵を描く」ことをして、
それで「アートは生きてく力」になるって感じることができた。

S:へぇ~。そんな風に感じてたんだね。
引き続き、大学へは通ってたでしょ?その時に、その違和感っていうのは何か変化はあったの?

N:大学の環境が嫌いだったの。
アートコースの集中セッションが一番のきっかけだったんだけど、学校でもがんばろうって思えるようになった。

S:それはどういう変化だったの?

N:ひとがすごく怖くて、会うのも怖いなーって時があったんだけど。
でも、あるアートの実習を通して、「人ってそんなに怖くないかも」って思った。

アートって、絵を描くだけじゃなくって、その人の生き様が全部表現だと思ってて。
そこに触れたのかな…。

人ってあったかいなーって。

あと、承認を学んだのも大きいかも。
子どものクラスとかでもたくさん体験して。。。
その人のアート表現だけじゃなくて、生き方、あり方、生き様すべてを、まるっと受け止めて承認していくってことが力になるんだなって。
ステキなことだな~って思ってる。

S:うんうん。なつみちゃん自身に対しても人に対しても、「その人の生きる力」を感じることがたくさんあったんだねぇ。春からの子どものクラスで活かしていけそうだね。

ありがとうございました。

 

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お話きくのは短い時間ですが、その人その人で「アートが自分にどう良かったのか?」
選ぶ言葉もニュアンスも違ってくるように感じます。

ある人はお守りのように、ある人は人とのつながりに、コミュニケーションに。。。

そして、今回のなつみさんは「生きていく力」に。

つい、人は自分の嫌な所を排除しようとしたり、なおそうとしたり、そこに力を注ぐ…というような事が
あるように思います。

でも「生きていく力」って、嫌な所も含めまるっと受け止めて生きていく!
そんな感じに近いような気がします。

今回のなつみさんは、怖いと思う自分、評価のある環境を、彼女自身の生きる力で、ステキな世界に変えていったように感じました。

答えは自分の中にある。。。のですね。

さて、なつみさんは春から子どものクラスだけでなく、臨床の学び「JIPATT」も始めます。
彼女のような、「生きてく力」「アートの力」を大事にしているセラピストが活躍していく世界は、
なんだか優しい世界のように思います。

なつみさんがこれからつくっていく世界、楽しみにしていますね。
そして、これからもよろしくね!

satoko