スタッフブログ「アートと暮らす」

アートセラピストはチームでやってこそ。

こんにちは、マッキーです。

東京は、すっきり晴れないお天気が続きますね。
でも、オフィスに来る途中で出会う緑たちは、
潤いのおかげかとてもイキイキしています。

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さて、先日は、子ども未来研究所で主宰している親子のアートワークセラピークラス「心のアトリエ」のセッションがありました。

この日は、夏休みまっただなか。
普段は別々に開催している、幼児クラスと小学生クラスの合同セッションです。

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最後に撮ったこの集合写真(顔はぼんやり加工しています)が、私はとても気に入って、何度も見ています。

しみじみとしあわせな気持ちになります。

10年以上前、まだアトリエには小学生クラスがなくて、
通ってる子どもも2人しかいなかった頃がありました。

その時のことを思ったら、今はまるで、
子どもが生まれて、孫もできて、そのまた孫が子どもを生んだような、そんな気持ちです、笑。

もちろん、人数が多ければいいということを言いたいのではなく。

2人の時のアトリエも私は大好きでした。

その2人は、セラピストをはじめてまもない頃の私に、
たくさんのことを教えてくれたし、
いっぱい話をして、いっぱいアートをした。

「こんなにいい時間だからこそ、アトリエをもっとちゃんとやっていこう!」
そう私に決心させてくれた2人です。

そして、それからいろーーーんなことがあって、
今がここ。

その今ここに、こんなにたくさんの笑顔があること、
本当にありがたくて、ありがたくて、ありがたい。

 

でも、これは一人ではとてもできないことでした。

今回のセッションでさえ、一人ではとてもできなかったと思うのです。

当日、行きの電車で、ふとやりたいことが浮かんだ私。

「でも、どうかな~(ほんとにできるかな~)」というもう一つの声も。
(子ども未来的にどうかな~とか、笑)

まず、一緒に幼児クラスをやっているセラピストに伝えたところ、思いのほか好反応。

次は、小学生クラスのセラピストさんたちにメール。

「返事がないかもなー」とすら思っていたのですが、
すぐに「いいかもー!」と返事。

あれれ。

なんかいけるかも…?

そして、実際は、サポーターさんたちの手、アイディア、動きにより、
私の想像を超えるすてきな流れになりました。

みんなで、こうやって創り出せることに
また大きな喜びがあります。

会場が使えなくなった時も、
とても気になる子どもがいて、どう関わっていいか悩んだ時も、
自分がインフルになってしまった時も、
子ども達が続いて辞めてしまった時も、
全然プログラムが浮かばなかった時も、
忙しくて準備に全く手が回らなかった時も、

あの時も、あの時も、どの時も。

解決策なんか二の次で、
まずはそのことを話せる仲間がいたから、
私はここまでやってこれたし、
結果、アトリエはこんなに大きく育つことができました。

そして、そういう仲間っていうのは、
自分が思ってるよりも、
「大丈夫だよー」と言ってくれたり、
自分が思ってるよりも、
頼もしくがしがし動いてくれたりするのです。

「あぁ、私は勝手に自分を窮屈にさせていて、
こんなに力がある人達を信用していなかったのかい?!
(そんなつもりはないのだけど)

と、いつも私に安心と信頼の土壌に立ち直す機会をくれるのです。

だから、私は、アートセラピストは絶対一人ではできないと思っています。

「絶対」なんていう言葉、使うのは好みではないけれど、
これだけは絶対。

アートセラピーが学べるところは数あるし、
それぞれの良さも本当にあると思う。

でも、私は、クエストの良さはこの「チームでやること」の大切さを体験できるところにあると思ってます。

そのことが誇り。

そして、
そう思わせてくれたのは、やっぱり現場で出会う人たちなのです。

 

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投稿者:makiko ohashi

(一財)生涯学習開発財団認定マスターアートワークセラピスト、 NPO法人子ども未来研究所理事、フォトセラピスト、親子のアートセラピークラス「心のアトリエ」主宰