アートセラピーの輪 Vol.18

こんにちは、マッキーです。

気温的にも、オリンピック的にも、
暑い熱い夏を過ごしているうちに、ずいぶん間が空いてしまいました!

お久しぶりの「アートセラピーの輪」です。

今回ご紹介するのは、静岡在住で、笑顔がとびきり素敵な女性!

■杉山香織さん

香織さんはご自身のサロンでマッサージのお仕事をされていて、
アートも取り入れながら、心と体のバランスが取れるよう、
お一人お一人を丁寧にサポートしています。

さらに、「食とアート」や「瞑想とアート」など、
魅力的なワークショップも開催していて、
私がもし近くに住んでいたら、
足繁く通ってしまいたくなるようなそんな場をつくられています。

しかし、そんな香織さん。人とのかかわりが苦手だったそう。

「私は説明したり、言葉で伝えることが得意じゃない。
だから、アートを通してのほうが楽なんです」
そんな風に話しはじめてくれました。

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毎年お正月に、一言書初めを家族でやります。

そうすると、「お父さんはこうやって生きたいんだ!」ということが伝わってくるんです。

普段はなかなか知ろうとすることのない、身近な家族のこともアートがあることで知ることができる。

それは、私にとって、とっても嬉しいこと。喜びです。

そして、アートで表現されたものは
丸ごと受け取りやすいなーといつも感じます。

まるっとそのまま抱きしめることができるような。。。

アートをした人も「そこ」にいることができる。
アートを受け取る人も「そこ」にいることができる。

迷うことなく、一緒に同じ場所、世界を共有できるのが魅力です。

さらに、同じ「ことば」を他の人も言うことができるけれど、「アート」は違う。
決して同じアートを表現することができません。
そんな、その人にしかできないアートに、いつも感動してしまいます。

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お仕事でもアートにかかわりながら、
こんな風に身近なご家族ともアートの時間を大切にされている香織さん。

彼女は、それだけいろんな方の気持ちを受け取り、
寄り添うことができるとてもやさしいセラピストさんです。

でも、やさしいだけではない、
明るさや強さを私がいつも感じるのは、
人とかかわる覚悟ができているからかもしれないなーと、
今回お話をさせていただいて改めて感じました。

一緒に「そこ」にいる覚悟。

セラピストにとって必要なことは、スキルだけではありません。
相手と向き合うときの「心の在り方」。

アートセラピーの学びを通して、実はそういった自分の心も育てていくことができるんです。

 

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投稿者:クエスト スタッフ

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