内田 夢人

「自分を大切にすること」

会社員

男性

内田 夢人

プロフィール

内閣府所管 (一財)生涯学習開発財団認定 マスター・アートワーク・セラピスト

子どもの教室「心のアトリエ・キャンバス」主宰セラピスト

現在の活動

子どものアートワーク教室「心のアトリエ・キャンバス」でサポーター活動をしています。 ここでは子どもたちの自由な表現をまるっと受けとめて承認すること、自分たちが楽しむことを大切にしています。発散したり、自分の好きなことを話したり、お互いに認め合うという時間を大切にしていて、子どもや大人の立場はあまり関係なくみんな一人の人として参加していて楽しく過ごしています。

子どものクラスの醍醐味は、子どもたちの成長を見届けられることですね。今までアートをしなかったりあまり話さなかった子がアートをするようになったり自分のことを表現するようになった姿を見ると、とても感動しますし、人の力って凄いなと思います。

子どもたちの元気さや自由さ、想像力、人との関わりを見ていると僕たち大人にたくさんのことを気づかせてくれます。 子どもたちの行動力や在り方に僕たち大人も学び、共に成長していく。そんな場を創り出しています。

クエストで学んだこと

「自分を大切にすること」です。

社会生活を円滑に送る上では周りと協力したり周りを意識することは大事。でもつい自分のことを後回しにしがち。周りを大切にすると言っても、その周りには自分も少なからず含まれていたり影響を与えていたりするので、まずは自分のことを大切にしようよということをクエストで学んだのかなと思っています。

クエストに来るまでは仕事や人間関係が上手くいかず辛い日々が続いていました。 自分を認めることが出来ずに自分は駄目な人間なんだと自己否定を繰り返していましたね。 そんな日々に疲れて限界が来た時に、父親から「自分を癒やしてきたら?」と言われて「自分を取り戻そう」と藁をすがる思いで来たのを覚えています。

クエストでたくさんの学びをしてきましたが、「自分を好きでいること」「自分が源であること」「自分はどうしたいのか?と自分に問いかけること」「自分を承認すること」は当時の自分に必要だったことで、今でも大切にしていることです。

またアートセラピーを通して、「自分の感情を表現する、受けとめる」「自分を客観的に見る」「自分を知る」そんな経験が出来ました。自分というものをアートで表現することで、これまで知らなかった自分を知ることができたり、過去の未処理のままの感情を発散、整理出来たりしました。だんだん自分を知っていくと、だんだん自分を好きになっていることにも気が付きました。自分といる時間をたくさん過ごすことで自分を大切にしてきたからなのかなと思っています。正に自分を癒す体験でしたね。アートの力は凄いです。

アートセラピーで自分に関するたくさんの「気づき」を得たことで、前よりも格段に生きやすくなったなと思います。おそらく物事を周り中心ではなく「自分事」として捉えて、「自分が源」「自分軸」で生きることを大切にし始めたからなのかなと思っています。

クエストで「自分を大切にすること」を経験出来たことは自分にとって人生を変えるきっかけになりました。 これからも自分を大切にして生きていたいですね。