アートは子ども達とのコミュニケーションを助ける!
東京都公立小学校 杉並まぶりっく主宰
30代
女性
黒川 史野
プロフィール
(一財)生涯学習開発財団認定 マスター・アートワークセラピスト
どんな仕事ですか?
養護教諭をしながら、子どもの心や体の成長に関わっています。
クエストの学びでお仕事に役立っていることはどんなことですか?
クエストでの「自分を好きでいる」「自分を認める」という体験は、子ども達のありのままを尊重できる自分につながっています。“教える”という立場に偏るのではなく、子ども本来の力を信じて関われるようになったのは、アートセラピーを学びながら、一人一人に本来の力があるんだという実感ができたからです。保健室には色鉛筆などを常備していますが、例えば、緘黙症の子どもも絵ではとても雄弁です。アートは子ども達とのコミュニケーションを助け、驚く程簡単に子ども達の緊張をほぐしてくれる素敵なツールです。
アートワークセラピストとしての活動
子どもたちの思いっきり純粋な表現と、おかーさんおとーさんの我が子を見つめる眼差し。 ぱちぷち輝きはじけだして、 光る先に じんわりほくほか あったかなわっかが つながってく。 時には親子漫才のように笑いあい、 ライバルのように高めあい、 仲間のようにたたえあう。 そしてあいでつながりあう。 とんでもなく 愛おしく尊い こちらこそありがとう。 生きててよかったぁ と 感じさせてもらえる体験です。
〈オトナ〉になることを強いられ、 子どもでいられない子どもや よき方向に〈そだてる〉ことを求められる親御さんたちが 少なくない今の世の中だからこそ そのまんまの個性を輝かせる 空間をつくりだしていきたいな、 と思っています。
国際貢献
2014年8月 シンガポールアートリトリートプロジェクト「ミラクルくっちー」にアートセラピストとして参加