竹柴 恵里

個性を認め合う世の中を作り出す

アートセラピスト

女性

竹柴 恵里

プロフィール

アートセラピスト
内閣府所管(一財)生涯学習開発財団認定マスター・アートワークセラピスト
NPO法人子ども未来研究所 副理事長

Canadian International Institute of Art Therapy(CiiAT) 
Diploma in the Clinical Art Therapy Diploma Program

現在の活動

NPO法人子ども未来研究所
オンラインクラス わくわくハウスねっころりん主宰
世田谷クラス おたもあ商店主宰
・アートキャンプ ちゃいあーとキャンプ主宰
・通信講座 あそびの宝箱監修

個人アートカウンセリング担当
品川区 大井倉田児童センター「エイブルアート」講師
世田谷区上北沢小学校「手作り広場」講師
世田谷区 ぽっぽちゃん広場 アートイベント講師

クエストで学んだこと

私がクエストの門をたたいたのは人生どん詰まりの約20年ほど前の話です。

何の疑問も持たず、素直に親の言いなりに生きて、一般企業にOLとして就職しました。しかしその仕事は全く合わず、ミスの連発で毎日やめたくて仕方ありませんでした。
そこで私は何故か自分で稼いだお金にもかかわらず、親の許しをもらい、会社に通いながらあらゆる習い事を幾つもやりました。それでも、何も仕事にはならなくて、世の中で一番信じられないものは自分だなと、思っていました。

そして最後に通ったのがクエストでした。でも、絵は下手だし正直自信はありませんでした。
先生が初日の授業で「自分を好きで居ようね。」と言ったのですが、なんだかその言葉がまるで希望のようでもあり、セラピストになるために自分を見つめていく責任を問われているようでもあり、不思議なことを言う人だな。と思ったのを今でも覚えています。

そんな私がクエストで学んだことは「自分の人生を自由に描き実現させる事でした」今まで私が通ったあらゆる習い事が仕事にならなかったのは、私がただ自分を励ます自信集めの為にそれをしてきていたからで、それは自尊心の低さと自分は何も出来ないだめ人間だという捕らわれがあったから、何も実現せず居たのだとわかったのです。

「人より劣った人だったとしても、自分という人をまるごと受け止めて、自分が自分の人生をどうやって生きるか」を何もしてこなかった結果だったのです。

アートセラピーの学びをどう人生に活かしているか

現在はアートワークセラピストとして、ありがたいことにいろいろな活動に呼んでいただけセラピーさせてもらっています。

アートセラピーの学びから、私が信じていることは「自分の個性を認める事。その個性を活かし合う事。それが平和な世の中をつくる」です。これが今の私を支えてくれています。

アートセラピーを通して、お話をしているとその人のかけがえのない想いに出逢う体験を何度もしました。その度に思ったことが「まるでオリジナルの神様に逢わせてもらってるみたいだ」と言うことでした。尊い言葉と存在がそう思わずにはおれませんでした。

実際現場に出るようになって、子どもたちの姿や一緒に働く仲間とのやりとりで、その誰にでも居る神様みたいな存在は、その人の持って産まれたものだと感じるようになりました。

そして、その素敵なところを認め合う世の中になったら「平和にしかならないんじゃないか?」と思うようになりました。

今の私は誰かの個性に出逢うのも見つけるのも大好きで喜びです。その事に気がつけたのはこのアートセラピストの学びでした。そして、私の人生を支えてくれています。

 そしてこれからも、ずっと個性を認め合う世の中を作り出すためにやっていきます。