自分が望んだ生き方が出来るようになった
介護福祉士
女性
うわがわ えみこ
プロフィール
公益社団法人職員、介護福祉士、介護支援専門員
内閣府所管(一財)マスターアートワークセラピスト
現在の活動
JIPATT3期生
高齢者施設、放課後デイ、障碍者生活支援センター
高齢者やそのご家族から、日常の生活の中にある課題について、それぞれの想いや考えを聴き、その方の希望や生きる力に添ったエンパワーメントを、社会資源と繋ぐお手伝いが主な仕事です。
アートを通して、子どもから高齢者までの様々な年代の方々それぞれの想いを聴き、一人ひとりの感情に寄り添うことが私の役割です。
私の現在の二つの活動は、私の望んだ生き方であり、私と私、私と社会を繋げてくれています。
クエストの学びで役立っていること
自己承認、自己受容、自己信頼、自分が源、クエストを受講した10年前には、どうしても腑に落とすことのできなかった言葉たちがありました。今は、これらの言葉の場所に居るのか、はずれているのか、自分の中の私が教えてくれる感覚のようなものが生まれています。
「そうなんだね、そうかそうか、苦しかったね、嬉しかったね、どうする?どうしたい?」と、自分に寄り添ってみる。決して簡単でない時もありますが、それが少しずつできるようになってきたと思います。私自身がそうしたいと望んでいるのですから日々訓練しています。心が追い付かない時には身体も反応して教えてくれることもあります。私は私と仲良くやっていると思っています。
そして、見える景色や触れる温度など、まるで周囲が変わったかのような、以前と違った人との関係が生まれてきています。私は人とも仲良くなれているのでしょうかね。
勿論感情は今も豊かに現れます。しかし感情に振り回されることも、隠すことも、抑えることも、少なくなってきました。アートがありますからね!
私は、まるっと今の人生を味わっています。泣いたり、笑ったり、どの感情を評価することなしに、そうできるようになってきたことは、クエストの学びから始まっています。
そして、次の、まだ私自身が腑に落とすことのできていない生き方に向かってもいます。この実感も、クエストの学びから始まっています。
自分を受け止めることができ、承認するこができ、信頼することができる。このように、自分が望んだ生き方ができるようになったこと。これが、私にとっての学びの役立ちです。そしてこれからも役立てていくことです。