自分はどうしたいんだっけ?と立ち返る
アートワークセラピスト
女性
岩田 記子
プロフィール
内閣府所管(一財)マスターアートワークセラピスト
「ビッグマウンテン」「グレイトマウンテンズ」 主宰セラピスト他
JIPATT3期生
現在の活動
幼児、小学生、 その保護者のためのアートワークセラピー教室を主宰しています。
教室の参加者のご縁で、 ダウン症児のサークルに呼んでもらってアートワークセラピーを提 供することもあります。
また、成人の方が日常を離れて自分の表現を楽しむための「 ココロのいずみ」もクエストの卒業生仲間と提供しています。
ビッグマウンテン
グレイトマウンテンズ
ココロのいずみ
クエストで学んで役に立ったこと
もともとは評価や優劣の世界の中で頭ガチガチのタイプだったので 、今から思えばクエストで勉強している最中は、 従来の自分の価値観とのギャップで混乱の極みだったと思います。
特に「枠組みの中の自由」 という考え方は自分に大きく影響を与えてくれています。 自分勝手やわがままとも違う何かに驚きの連続でした。
枠組みの中での自由であるということは、 自分の軸を育てる必要もありました。勉強する以前は、 自分では自由なつもりでも、家族、学校、職場等、 周囲の評価や反応ばかりを気にしていました。 つまり自分が空っぽだったなと気づかされました。「 自分はどうしたいの?」と問われて話すことは、 最初はとても難しかったです。でも、そこに慣れていき、 自分で自分にそう問いかけられるようになると、 日常も含めてとても楽になっていきますね。
自分のクラス作りは、 自分の軸をもってどういうクラスの枠組みを作るか、 という連続でもあります。従来の自分の考え方が顔を出すと、 参加者の反応ばかりが気になってそこに振り回されてしまいます。 そういう時に「自分はどうしたいんだっけ」 と立ち返ることができるのはとても支えになっており、 だからこそアートワークセラピーの活動を続けてこれたのでしょう 。