卒業生の
アートセラピーの提供及び活動場所
〔企業〕エン・ジャパン株式会社/日本電気(NEC)労働組合/ヒューレット・パッカード/
大日本印刷株式会社/BCGデジタルベンチャーズ
〔病院〕救世軍ブース記念病院/平川病院/足立病院
〔福祉 障害者支援施設援〕新宿区立障害者生活支援センター / MAZAQ株式会社
〔身体障碍者施設〕ライフゆう
〔生活訓練支援施設〕コナトゥス
〔放課後等デイサービス〕エスペランサNEXT/放課後等デイサービスTOMOS/つなごーよ、あそぼーよ、あゆもーよ/COLORS
〔就労支援施設〕Liva /ジョブサ品川区
〔メンタルサポート施設〕こころのフィットネス
〔発達支援〕発達検査・指導教室わいわいアリス/親の会・ぶるーぽぴぃ
〔乳児施設〕世田谷区おでかけひろばぽっぽちゃん
〔子育て支援〕相模原市子育て広場「緑のおうち」/南足柄市子育て支援事業/奈良市立東福祉センター子育て広場/奈良市立北福祉センター子育てスポットすくすく広場/奈良市立南福祉センター子育てスポットすくすく広場
〔児童館〕大井倉田児童センター/西中延児童センター
〔フリースクール〕デモクラティックスクールAOSVIVA!
〔幼稚園〕小金原保育の会幼児教室くるみえん/松沢幼稚園/ぶどうの実久地園/ぶどうの実鷺沼園/ぶどうの実第2さぎぬま園
〔子ども会〕長徳寺子ども会
〔公民館〕小平津田公民館/相模台公民館女性学級
〔介護施設〕ロイヤルライフ多摩/アイムス赤羽/デイサービス上馬/カーサプラチナ日吉/シルバーシティ石神井北館
〔老人福祉センター〕かがやきひろば
〔保健センター〕高円寺保健センター/荻窪保健センター/高井戸保健センター
〔男女共同参画〕こしがやともろう
〔生涯学習〕八王子市生涯学習センター
〔学校〕上北沢小学校PTA/桜美林大学/日本大学芸術学部/厚木市立飯山小学校PTA/オルタナティブスクール
〔絵画教室〕アトリエソルスクール
〔カルチャースクール〕カルチャーレストラン
〔カウンセリングルーム〕メタ心理カウンセリング/グレイス心理カウンセリング
〔カフェ〕クラウドカッコウランド
〔美術館〕静岡県立美術館/平塚市美術館/アートまちかど
〔ギャラリー〕art space ruriro
〔主宰〕月のおうち/ART GARDEN あお/アトリエ アート&プランツ/アトリエあびるじょい/art room lumiere
〔青年海外協力隊〕ストリートチルドレンの保護施設(NGO)
〔子どものアートセラピー教室〕心のアトリエ / ビッグマウンテン / おたもあ商店 / まんぷくSUN / わくわくハウスねっころりん / 杉並まぶりっく / グレイトマウンテンズ / ふぁんたじあーと / Joyfulya / こあっぷあーと / ぐるぐるキングダム / モーリーキッズわくわく冒険隊 / アートのしずく たらりらん / あーとであーち
他多数
※2023年6月現在
卒業生の声
・保護者の方々は、普段自分と向き合う時間が中々ないので、こうして自分を大切にできる時間ができて嬉しいと話しておられました。(フリースクール提供)
・特に“好きなようにつくっていい、しかもできちゃった!”という経験したことのない自由さ、 素材などで見た目から楽しいという点も施設さまなど依頼してくれた側や参加者さんの満足感にも繋がっていると感じます 。(福祉施設提供)
・楽しかった、もっとやりたい、とワークショップ後に子どもたちから話があったり、お別れの際ハグしてくれました。ワークショップの数日後に担当の先生から、子どもたちの様子をメールで伝えていただいたりもしました。ありがたいことに、毎年お声がけいただいています。(聾学校提供)
・表現の場の提供を8年間行いました。子供のハサミやテープの使い方や自分の発表の時間など学校では禁止されてることもワークの時間の中ではルールにのっとって発散を目的に行いました。親御さんから「こんな事もできるんだ。」とか「そんな発表したんですね」など作品を通して自分を表現できたことを喜ぶ声をいただきました。(発達障害児童向け)
活動先お客様の声
『アートセラピーを導入して良かった点などをお聞かせください』
こころのフィットネスは、企業で働くメンタル不調の方々を対象に、仕事帰りに立ち寄って少人数のグループで自分の心身を最適な状態にしていく知識や方法を学んだり、話し合ったり、練習をする場を提供しています。
内容は主に心理教育や認知行動療法などと、ヨガやストレッチなどボディケアをベースにしています。
そこにアートセラピーの時間もとるようにしてから、より幅広いアプローチができるようになり、様々な効果を感じていただけるようになりました。
普段は会社でパソコンと向き合ったり様々な会議などで忙しい方々ですが、アートの力を借りることで「言葉」や「あるべき論」などに囚われがちな窮屈な日常からうまく抜け出し、気づいていなかった自分の内面に気づいたり、勇気を出したくても出せなかった一歩をいつの間にか踏み出せるようになっていたりと、驚くことがたくさんあります。
そう書くと魔法のようですが(笑)最初こそ、アートセラピーが日本の大人、しかもビジネスパーソンの方々に馴染むかどうかを心配しましたが、見事に大人向けのプログラムを提供していただき、本当に感謝しております。
今後もお力をお借りして、より良いサービスにつなげていきたいと考えております。
昨年から引き続き、夏休みの親子で参加するお楽しみワークショップとして、アートセラピーを開催していただきました。今回は絵の具遊びでしたが、「やりたくないことはやらなくても良い」、「みんなと違うことをするのも◎」、という最初の導入から、子どもたちの心が開いていくのを感じました。
最初は、絵の具がたくさん用意され、いくらでも使ってよいことに夢中になっていた子どもたちでしたが、違った絵の具を混ぜると色が変化することや、入れる容器によって形が変化していくことなどを経験し、今度はこうやったらどうなるのだろうかと自分たちの頭で考え、ためし、集中して取り組んでいる様子が印象的でした。また、自分がこう工夫したらこうなったということを、どの子もしっかりと言葉で伝えられることにも驚きました。人から与えられたことをするのではなく、自分で考えたことをすると、こんなに自信を持って発信できるのだということも新しい気づきでした。普段保育では見られない子どもたちの表情もあり、違った目で子どもたちを見ることができたことも、良かったです。
保護者からは、普段家ではやらせてあげることができないことを、思いっきりさせてもらえたことや、子どもひとり一人がみんな違うことをし、その個性が認めてもらったことに感謝の言葉や、心を開放し、集中して取り込む様子を見ることができたことを喜ぶ声が届きました。
親の会・ぶるーぽぴぃは、様々な理由で学校や地域につまずきのある子ども達の発達、成長に関心のある保護者が主体となって活動している横浜の小さな団体です。
10年ほど前、初めてクエスト卒業生のご自宅でアートワークセラピーのセッションを受けました。その頃、絵描きを目指していた私でしたが、描くと心が苦しくなり描けない状態でした。しかし、そのセッション後は絵を気持ちよく描くことが出来ました。まるで魔法にかけられたようでした。その体験は私にアートワークセラピーには心の奥を動かす不思議な力があることを教えてくれました。
ぶるーぽぴぃの参加者の中には、言葉に出来ないもどかしさ、葛藤、辛さなどを感じている方も少なくありません。私が体験したアートワークセラピーを通しその方々の心を癒し元気にしたいと思い、クエスト卒業生が所属しているNPO法人子ども未来研究所に講師派遣を依頼させていただきました。
WSを開催してみると、子どもはもちろん保護者の変化を感じています。セラピストからありのままを承認され、表情が輝き夢中になって活動する我が子から何かを感じているようです。これからもアートワークセラピーの力で、参加者の皆さんが癒されより元気になって行くのを楽しみにしています。
被災から3か月後、初めて地元でアートワークを見学しました。
色や布の大切さ、固める(地面が割れている)ことなど色々と考え活動されていることを知りぜひフリースクールにも来ていただきたいとお願いをしました。
毎月一回、フリースクールでは今の子どもの状態に沿った活動を準備してくだりその子が集中して作り上げる過程を大変丁寧に見守ってくださいました。
やり遂げたこどもの表情はとても満足気で自信に満ちていました。初めは恥ずかしくて奥に隠れていた子も何回か活動するうちに受け入れてもらっていることを感じ自ら積極的に意見を話すようになり普段ふらふらと動き回っている子が一心不乱に作り上げている姿、そしてその子に付き添って想いを聴いてくださるセラピストさんを見ていたら自然と涙が出てきました。
振り返りでは「一人ひとりを大切に認めていく」心地よい時間が流れ、貴重な体験をさせて頂きました。遠くまで何度も足を運んで頂いた事に感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
参加者の声
私にとって苦手分野であったアート。
今まで無意識のうちに、上手に描かなきゃいけない、上手にできないからしない、と表現することをやめていました。
娘には、今のうちから思いきりアートを楽しんでほしくて体験会へ参加することに。
そこで、出来上がった作品よりもその「過程」を大切にしているというお話を伺い、実際に親クラスでのアートを体験しました。
初対面にもかかわらず、ここでは何を描いてもいい、何を話しても受け入れてもらえる、という雰囲気があり、気の向くままに色を選んで塗っていくと、なんだか愛らしい作品ができあがり。
「ほめる」ともまたちがう「承認」の時間に、「これを見てこんな風に感じた」とセラピストさんたちから思い思いのメッセージをいただくと、ほっこりあたたかい気持ちになりました。
子どものために参加した体験会でしたが、私自身がたっぷりと満たされ、1年経った今では月に1度の親クラスは自分の声をきく大切な日になっています。
2歳前から通い始めた娘にとっても、心のアトリエは大切な居場所です。
「今日も会えてよかった」「ここ描いてるときのお顔、すてきだった」「だいすきだよ」と存在を丸ごと受けとめてもらえるこの場所に、親子で支えられています。
「過程」を大切にして存在を「承認」する。
それはアートの時間だけではなく、私の子育ての軸にもなり、自分にもやさしくできるようになりました。
いつも素敵な時間をありがとうございます。