柴崎 嘉寿隆ブログ「自分セラピー」

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一見「怒り」にも似たこの文字。

「じょ」と読みます。

3000人もいたという孔子の弟子のひとり、子貢。
頭脳明晰で、誰よりも孔子を敬愛していた。

孔子と子貢のやり取りは、論語の研究者が
「子貢が登場すると、論語がぐんと面白くなる」と言うほどです。

「子貢問いて曰く、一言にして以って終身之を行うべきもの有りや。」
ただの一言で、一生実行する価値のある良い言葉はないでしょうか?

「子曰く、其れ恕か。己の欲せざるところ、人に施すことなかれ。」
それこそ、恕という言葉だな。
自分が人にされたくないような嫌な事を、人に押し付けたりしないという事だ。

最近立て続けに、同じメッセージカードを引きました。
その都度、スタッフに笑われました。

「そろそろ、相手の気持ちを汲みとるチャンスです。」

ふーむ、考えさせられます。

投稿者:柴崎 嘉寿隆

クエスト総合研究所代表取締役  JIPATTディレクター(Japan International Program of Art Therapy in Tokyo Director)、 NPO法人子ども未来研究所 理事長