木村 百希

より自分らしい生き方を選択できるようになった

就労移行支援事業所職員

女性

木村 百希

プロフィール

(一財)生涯学習開発財団認定 マスター・アートワークセラピスト

就労移行支援事業所 ウェルファー事業部主任

JIPATT3期生

現在の活動

就労移行支援事業所にて、精神障害や発達障害をお持ちの利用者さんへの支援をしています。コミュニケーション、心理系のプログラムが豊富で、自分のペースで就労準備ができる事業所です。アートセラピーのプログラムも提供しています。

現在JIPATT受講中。アートセラピー実習を通して、さまざまな対象のクライアントさんと関わらせていただき学ばせていただき、視野を広げるきっかけとなっています。

アートセラピーの学びをどう人生に活かしているか。

福祉での支援に活かしています。アートセラピーを学び始めた頃、子供も、大人も高齢者も、アートを通して元気になれるような場を地域に創りたい!と夢を描きました。
都内で事務の仕事をしていましたが、シニアアートの場を訪れた時に、高齢者の方のアートに感動して、まずは地元で介護職をしながらアートセラピーを提供しようと考えました。デイサービスに勤務し、レクの時間にアートセラピーを提供してきました。その毎日が楽しくて、1年ちょっとで施設長を任されることになりました。
実践での関わりを通して、アートセラピーを学んでいきたい気持ちが更に高まりました。お一人お一人のお話をじっくり傾聴したい。クリニカルなアートにも興味を持ち始め、精神疾患や発達障害をお持ちの方が利用する、就労移行支援事業所に転職しました。
現在JIPATTを受講し、心理学や理論を学び、ご指導いただきながら、クリニカルなアートセラピーを研鑽しています。

今でも、私のビジョンは変わらず、地域でカナダのアートハイブスのようなスタジオを持つことが夢です。(*アートハイブスとは・・話をしたり、アートをしたりが出来るコミュニティアートスタジオ)

ビジョンを貫いて、アートセラピーを学び続けていくことは、私にとって簡単ではありませんが、日常の業務、プライベートの生活面においても、アートに守られて来たような感覚があり、そのお陰で、さまざまな困難を乗り越えてこれたように思います。より自分らしい生き方を選択できるようになり、気づけば自然と環境もついてきているように思います。