玉掛 由美子

自分とつながり、人とつながり 

アプリュス芝園 ∞工房・あ〜とCafe主宰

40代

女性

玉掛 由美子

プロフィール

内閣府所管 (一財)生涯学習開発財団認定 マスター・アートワーク・セラピスト
グラックデザイナー

玉掛さんにお話を伺いました。



●クエストで学びはじめたきっかけは?

私自身がパニック障害になってそれをケアする時、自分でぐちゃぐちゃ描きなどをしていたんです。病院での治療の他にこういった描画などのケアが自分にとても有効だったので、自分が回復した後に他の人にもそういう場所を提供したいと思い、その為にはもっとその事(アートと心について)を深くしりたいと思ってクエストに入りました。

●学んでみて得たものはありましたか?
自分のことを知れたと同時に周りと繋がって何かひとつのものを作り上げていくというそういう人と人との、人と自分が繋がれるんだというそういうあたたかい体験をしました。

●受講中の体験を教えて下さい。
なによりも全ての表現においてすべての人たちが受容的で居てくれたこと。それが自分を取り戻すのに物凄く貴重な体験でした。その時に感じていたあたたかさやいつもOKを出してもらっている空気感。その中で存分に大きな紙とかに自分の表現をとことん出来ることが何回もあってそれが物凄く貴重な時間でした。本当に自分を取り戻すのに大事な毎回毎回のアートをする時間でした。

●活かされていること
アートセラピーの現場を、アートセラピーを施す事自体もそうなんですけども、なによりもそこを創りだす人たちと自分が繋がっていくことになんの躊躇もなく今出来ていて、それはもうその時(講座受講中)作り出された暖かさとか、本来世界っていうのはあったかい場所なんだというようなカラダで感じた結果かなと思っています。これからもその信頼の中とクエストではいうんですけど、それでどんどんアートセラピーが広がっていったらいいなと思っています。

●現在の活動
地域の廃校の中学校で地域の人のために子どもたち大人世代を越えたいろんなアートセラピーのワークショップをしていたり、後はNPO法人子ども未来研究所の親子の幼児クラスを毎月川口市の公民館で開催しています。あと個人のアートカウンセリングをしたりもしています。

●子育てとアートセラピー
子育てをするにのにあたって(アートセラピーを学んでいた事で)だいぶ楽な方だと思います。たとえば子どもの表現に関しても必要で子どもが今その表現を今している成長のプロセスなんだということも客観的に見ることも出来ますし、あたふたすることが少ないんじゃないかなとは思っています。あとアートセラピーの仲間と一緒に子育て、子どもの話をしたりとか出来ることも物凄く楽で役に立っているとおもます。でも仕事で接している子どもたちよりも(自分の子どもたちには)全然客観的になれないことも多いです。(笑)

●あなたにとってアートセラピーとは?
今の自分にとってはなくてはならないもの。その人がその人らしく生きるのに物凄く役に立つもの。

アートワークセラピストとしての活動

幼児さんから大人まで、様々な場所でアートセラピーを軸とした屋内、屋外のワークショップを行っています。肩書き、年齢、性別にかかわらず、今のその人が過不足なく100%の存在だということをその人の核に届け続けます。そして、人と人、人と万物とがアートを通じて真の関わりをすることで、その100%の存在がこの世界に無限大に活かされていきます。この2つを大事に現場を作っています。現場は常にナマモノで今を生きている感あり、それも大好きです。

アトリエはだかんぼっ!ちゃいあーとキャンプ

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