「子どもの内面世界にアクセスすることができ、子ども時代の各段階における情緒的・対人的・認知的経験を理解することが出来る。アートセラピストはアートをよく知ることによって、子どものクライエントの長所・葛藤・動機にアクセスし、子どもの様々な異なる経験・環境・文化を理解していくことが出来る。」
(出典:子どものアートセラピーが実践ガイド アネット・シェア著 高橋依子監訳 高橋真理子訳 金剛出版)
人間は誰もが物語を持っているように思う。
それはどんな小さなこどもたちにも。
アスファルトに零れた色水に、川の流れを見つけた子。
その川がどこまでたどるかずっと水と旅をしていた子。
空に飛ばした水鉄砲、その輝きに星を想った子。
大人の視点なんてとっても狭い事を子どもたちといるといつも気づかされる。
君のお話を教えて。
その川はどこに流れる川なの?
一緒に旅をしているとどんな気持ちなっているの?
その星は今君に何か話しかけているの?
耳を傾けるとそこにあるのはステキな君の物語。
アートセラピーは心育む。(Staff Y)