この「夏の終わりに」という言葉には、何となく寂し気な響きがある。
その夏の物語が楽しくて、刺激的で、そんな危うさを持ち、
だからこそ、それが何かのきっかけで終わってしまう儚さがある。
もうこの年になると、そんなドラマはないのだけれど、
私の内側にある60回以上の夏の思い出がうずくのである。
井上陽水の「少年時代」が聴きたくなる。
https://youtu.be/3JPN51b4qAc
9月に暦を変えて最初の週末に、クエストのプロ養成クラスの合宿があります。
会場が三浦海岸ということもあって、海を見ていると余計にその「夏の終わり」を
感じさせられる。
今年も3日間、とことんアートし、遊び、笑いあい、自分を見つめ続けた。
何かが始まり、それが終わりを告げる。
そしてその終わりは、ただの終わりではなく、同時に何かの始まりでもある。
朝が来て、昼が来て、夜が来て、そしてまた朝が来る。
春、夏、秋、冬そして、また春がくる。
寄せては返す波のように繰り返されるけれど、
それらはまったく同じではなく、少しずつ何かが違う。
そして、その変化の後ろ側に、実は何も変わらない「何か」がある。
この「夏の終わり」に、なにが「始まる」のだろう。
あなたは、何を始めますか?