大日本印刷(株)様にアートセラピープログラムを提供させて頂きました。


【企業でのアートセラピープログラム】

2月に、大日本印刷株式会社様で、
アートセラピーのプログラムを対面とオンラインの2回、社員の皆様向けに開催させていただきました。
今回の特徴は、チーム単位で参加されるという点。
長く同じチームでやっている方もいれば、みんなで顔を合わせるのは初めてというチームまで、さまざまな皆様にご参加いただきました。

【企業内で活かすアートセラピー的視点】

そんな皆様にアートセラピーの視点をどう活かしていくことができるのか。
アートに馴染みがない方への導入、
アートをするだけで終わらない気づきの視点、
どのように終えるか…を検討し、
今回は、チーム内での他者理解や自己理解、さらにはチームビルディングにつながるようなワークを皆様と一緒に体験していきました。
驚いたのは、対面の皆様もオンラインの皆様も、
アートへの抵抗感があまりなく、
アートからの気づきをスムースにチームや仕事に結び付けていらっしゃること。
全体を通して、明るさや前向きなエネルギーが流れる、とてもすてきな場が広がっていました。
最初に30名近い皆様に「“アートセラピー”という言葉を聞いたことがありますか?」と尋ねると、手を挙げられたのはったったの2名でしたが、プログラム終了後の感想では、
「アートという抽象的で正解がないものを通すことで、それぞれが自分らしさをだし、発言も多くなった。」
「絵に描かれていることから本人が言語化していないものも内包されており、その気づきが楽しかった。」
「チームでの成果物が、もし一人だったらイメージもつかないようなものが出来上がり、協力する意義を改めて感じた。」など、
たくさんのことを感じ、受け取っていただけていたことが伝わってきました。
そして、私たちセラピスト自身にとっても、
皆様と一緒にアートをさせていただくことでたくさんの刺激をいただく貴重な機会となりました。

【アートセラピーの可能性】

「セラピー」というと、“病を癒す”そんなイメージを持たれる方も多いかもしれません。
しかし、アートセラピー的な視点は幅広く様々な場所で活かしていくことができます。
企業、学校、そういった場所でも、アートセラピーの体験や視点が活かせる場が今後ますます増えることを願ってます。
最後に、
今回ご参加いただいた社員の皆様、
すてきな視点、表現、チームシップをありがとうございました!

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