「JIPATTを受講して、自分が強くなった気がします。」
なぜ、JIPATTを受講しようと思ったのですか?
今、小学生を対象としたアートワークセラピークラスを主宰しているのですが、子ども達の中には保健室登校をしている子もいたりします。そんな中、これから子ども達とどう関わっていったらいいのかを考える機会も多く、自分の知識の幅を広げるために、クリニカルな学びができるJIPATTの受講を決めました。
実際に学んでみて、いかがでしたか?
はじめは英語の授業についていけるか不安でしたが、先生や通訳の方が受講生の英語レベルに応じて話してくれ、安心しました。
内容も毎回目からウロコ。海外の進んだアートセラピーを学ぶことが
できて、刺激的でした。
そして、いろんな知識を増やせたことはもちろんのこと、さらに、授業で学んだことを実践できる現場実習が、今とても面白く、同時に学びの多い体験となっています。
実は、JIPATTをはじめる前は“クリニカル”というのは、とても遠いイメージがありました。でも、実際はじめた今、現実的に多くの場で必要とされていることを実感しています。
ただ、全部一人でやろうとしていたら、時にめげていたかもしれません。でも、JIPATTではしっかりスーパーバイズ(※)の時間がとれるので、とても助かっています。
そして、何より仲間の存在が大きな助けになっています。困ったこと、悩んでいること、そして感動して嬉しかったこと…、そういったいろんなことを分かちあいながら、一緒にすすんでいっている実感があります。
この学びを、これからどんな風に役立てていきたいですか?
今、発達障害や自閉症の子ども達と関わっているので、そんな目の前の子ども達に「アートセラピーに出会ってよかった」と思ってもらえるような体験を増やしていいきたいと思っています。
そして、日本ではアートセラピーはまだまだこれからの分野です。施設、病院、子ども達、保護者…、それぞれの立場にそれぞれの考えがあります。だからこそ、私たちがこれからしていくことは、アートセラピーがどう役立つのかを丁寧に伝えていくことだと感じています。JIPATTでは、経験豊富な講師やスーパーバイザー、そして仲間がいるので、安心して、これからも相談しながらすすんでいきたいです。
※スーパーバイズ…熟練した指導者から助言、示唆などの教育を受ける実習指導。