「アートを通して、クライアントの治療に携わりたい。」
なぜ、JIPATTを受講しようと思ったのですか?
クエストで「アートセラピーコース」を受講して、自らの体験を通して、アートセラピーの力を信じられるようになりました。今後、作業療法士である自分の武器として、患者さん達に自信をもって提供できるようになるために、さらに学びを深めたいと思い、受講しました。
実際に学んでみて、いかがでしたか?
講師が、常に真剣に向き合ってくれ、安心してより深い学びへと飛びこむことができました。また、臨床の場を持つ講師に触れたことで、自分の中で「自覚」が芽生えました。それは、実際の臨床現場の話をきくことで、「自分だったらどう活かせるか」そんな視点を持つことができたからです。
さらに、学びの場に身を置いたことで、同じ志を持つ仲間に出会うことができました。
学び一つ一つが身になっていく感覚と比例するように、「実践する勇気」を得ていける、そんな授業でした。
この学びを、これからどんな風に役立てていきたいですか?
学んでみて実感したことは、アートセラピーは、感覚、感情、気持ち、思考などすべて、脳に対してアプローチを行い、効果を生み出すということです。精神障害、発達障害、また脳卒中などによる身体障害、すべての障害は脳になんらかの問題が起きておこるものです。そのため、あらゆる障害に対して、「工夫次第でアートが治療となるのではないか」という希望を今、持っています。
JIPATTを学ぶ前は、精神障害の領域でやっていきたいと思っていましたが、今はあらゆる領域に興味を持っています。そして、現場実習で発達障害の子ども達に触れるなかで、彼らへのアートセラピーの効果も感じています。なので、これからはどんどんいろんな場にアートセラピーを広げていけるような、そんな自分で在りたいと思っています。