28回目のグロースがもうすぐ始まる。
引退を決めたはずが、天命か、復帰することになり、
改めて自分と、自分の体と向き合うことになった。
体力は大丈夫か、
この年で、子どもと向き合う気力はあるのか。
そもそも、こんな年齢で子どもたちとかかわってもいいのか?
そんな、自分への問いかけに、読み返しているこの本から、
こんな答えが返ってきた。
何度も、自分にうなづいた。
岡本太郎『今日の芸術』から
たとえ未熟でも、若いということは生命的に望ましいことです。
いくら年のコウ、亀のコウを鼻にかけ、若いものを見下げても、
やはり年寄りだといわると嫌な気がするし、若いと言われれば
おせじだとわかっていてもうれしくなる。
そして、若さこそ二度ととりかえせないものです。
(中略)
しかし私がここで年寄りというのは、けっして、
たんに年齢的な意味ではないのです。
若さというのはその人の青春にたいする決意できまります。
いつも自分を脱皮し、固定しない人こそ、
常に青春をたもっているのです。