自分と一緒にいつづけることで手にできるもの

こんにちは、マッキーです。

オリンピックシーズンですね。

仕事も忙しいし、
なかなか見られないかなーと思っていたのですが、
ちょうど！男子フィギュアのフリーをタイムリーに見ました！

この日実感したことは、
演技のすばらしさはもちろん、
つまり、それは生き方なのだな、ということ。

特にこの場面。
最初は不思議だったのです。　

演技後、「勝った――――」と叫ぶ羽生君。

でも、この後にはまだSPで２位、３位の二人が演技を控えています。
彼らの演技を見てもいないのに、勝った…？？
それくらい自信があったのかな…？

そんな風にも思いましたが、全然違いました。

その後のインタビューで、彼はこんな風に言っていたのです。

「勝ったって思いました。自分に勝てたって」

あぁ！そこか！！

フィギュアは、人と点数を競うスポーツ。
しかも、技術力や表現力など、見た目もとても重視されます。

“あの人より高いジャンプを飛んでいるか？”
“あの人より美しく演技ができているか？”
つまり、
“あの人より勝っているか？”

つい、そんな視点になってしまいそうに思うのに、
羽生君はただただ自分だけを見ていた。

　　　
ソチでは金メダルを取っていて、
つまり、誰よりも勝っていると証明されているのに、
帰国後も彼が「悔しい」と言っていることがとても印象に残っていました。

「自分に負けた気がして」と。

金メダルを取っているのに！！
　　　　

だから、思います。
自分が本当に喜ぶのは他者からの評価によってではない、ということ。

もちろん、金メダルは嬉しかったとも言っていますが、
一番大事なこと、
それは「自分が」「自分を」どう感じるか。

この自分が嬉しい。

そう思えた時に、人は本当に嬉しい。

そんな気がします。

　　
だから、見るべきは「他人」ではなく、
やっぱり「自分」でしかない。

自分がどうだったら嬉しいのか、
自分は本当はどうしたいのか。

スケートをしていなくたって、
これらは日常で繰り返し問うことができる。

自分と一緒にいつづけることでしか手にできない、
そんな『金メダル』もあるのだろうと思うのです。

そして。
だから私はやっぱりアートセラピーを続けていくのだと思います。

アートをしているときは、ずっと自分と一緒にいられる。

“この色にしたい”
“こんな線を描きたい”

そんな自分の声に自分が耳を澄ませ、
しかもそれを自分で叶えてあげることができる時間。
　　　　　

それは、アートセラピーでとても大切にしている時間です。

最後に、友人が教えてくれた動画を。（ANAの宣伝になってしまいますが。。。）

何度も何度も何度も繰り返していいんだね。

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