外の世界が助けてくれる。

こんにちは、マッキーです。

気持ちのいいお天気が続きますね。
今朝、オフィスに来るまでの道もキラキラ。

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先日、私はスーパーバイズを受けました。
JIPATTという国際資格が取得できるプログラムのなかに、
スーパーバイズという時間があります。

いろんな現場へ実習に行っているJIPATT生たちが
スーパーバイザーや仲間と集まって、
困っていることを相談したり、
いろんな可能性を探っていくような時間です。
※個人を特定するような話はしません。JIPATT生の成長や学びにつながり、また実習がよりよいものになるための時間です。

一人で考えていると袋小路に入りそうなことも、
スーパーバイズで相談することで、
パッと視界が開けるような体験が私自身何度もありました。

セッションをやっていくなかで、
誰に話すでもない、いろんな気持ちや思いが自分の中にわいてくることがあります。

“このままやってていいのかな。“
“もっといい方法があるんじゃないかな。“
“これは、本当にクライアントの方のためになっているのかな。“
“私が大事にしてることはなんだっけ。。“

悩んでいるというほどではなく、
ただ、帰り道にふと浮かんでくるような、
そんなあれこれ。。

そんな話になったとき、ある人が
「外の世界が助けてくれる」
という話をしてくれました。

そうなんですよね。
帰り道に見かけた花や電車の窓から見える風景、
もちろん、話を聴いてくれるまわりの存在もそう。

そういう存在から思わぬ助けをもらうことがあります。

私たちは、人と向き合えば向き合うほどに、
一人では頑張れないということに直面するような気がします。

それは同時に、周りにいろんな存在があったことを教えてくれる瞬間でもあります。

「持ちつ持たれつ」という言葉もありますが、
私たちはそんな風に活かしあってるのかもしれないなぁ、
と改めて感じたスーパーバイズの時間でした。

きっと、そんな活かしあいの中に、
“セラピスト”という存在もいるにすぎないのでしょう。

でも、やはりアートセラピストがもっと増えたらいいなと私は願います。

JIPATT生の中には、病院で亡くなる直前の方たちと接している人がいます。

そんな時にも表現をしようとする方たちがいらっしゃるのです。

スーパーバイズの最後にこんな言葉が出てきました。

『本来、終末期にアートは全く必要ないかもしれない。
でも、だからこそ、
“アートをしたい” “表現をしたい”という気持ちはとても尊い。』

アートセラピストは、その尊さに触れられる仕事。
そして、私たちはきっと、
そんな方たちやその表現に助けられているのだと思うのです。

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投稿者:makiko ohashi

(一財)生涯学習開発財団認定マスターアートワークセラピスト、 NPO法人子ども未来研究所理事、フォトセラピスト、親子のアートセラピークラス「心のアトリエ」主宰