ついに、新講座の詳細が公開されました!【クエスト・アートセラピーファシリテーター(QAT-FLT)認定講座】

アートと心理で「支援する力」を育てる10か月

こんにちは。
いよいよ新講座【クエスト・アートセラピーファシリテーター(QAT-FLT)認定講座】の情報が公開されました。
本日は、その全体像をご案内させていただきます。

 

育てるのは「絵に寄り添う力」「問いかける力」

私たちが育てたいのは、アートセラピーの理論を“知っている人”ではなく、アートを通じて人とつながり、問いかけから変化を促せる支援者です。

「この色はかわいらしい色だね」
「あなたはいつもこの絵を描くよね?なんでなの?」
「どうしてこの色を使ったの?」

こういった“質問”は、実は、セラピスト側が「知りたいこと」であって、クライエントが「語りたいこと」とは限りません。

つまり、セラピストがこういった質問を続けていると、クライエントは自分の内にある物語や力を使うことなくセッションが終わってしまうのです。

「分析」や「判断」は、セラピストがクライエントに影響を与えることはできるかもしれませんが、その一方で、『クライエントの内なる生命力を止めてしまう危うさ』もあります。

だからこそ、私たちが大切にしているのは——
クライエントの中から物語が“拓かれていく”問いかけ』です。

「この色は、どんなことを伝えたがっているんだろう?」
「この形を描きたくなったのは、どんな気持ちからかな?」
「この絵の中に入ったとしたら、どんな気配がするだろう?」

これらは、決めつけや追及ではなく、その人の内側にある物語や想像力にそっと光をあてていくような問いかけです。

この講座では、そうしたファシリテーションの実践を通して支援の質を根本から育てていきます。

 

講座スケジュール(2025年10月開講)

【前期|理論と実践】
アートファシリテーションの理論と実践
── アートセラピーの視点から学ぶ、支援と創造のファシリテーション

日程

①2025年10月11・12日
②2025年11月15・16日
③2025年12月20・21日
④2026年1月17・18日
⑤2026年2月21・22日(スクーリング)

 

【後期|自己探究と教育分析】
アートセラピーによる自己探究
── ユング心理学に基づく、支援者のための教育分析

日程

⑥2026年3月14・15日
⑦2026年4月11・12日
⑧2026年5月9・10日
⑨2026年6月13・14日
⑩2026年7月11・12日(スクーリング)

 

経験豊富な講師陣

  • 柴﨑嘉寿隆(公認心理師・クエスト代表)
  • 大橋牧子(CiiAT Clinical Art Therapy Diploma取得アートセラピスト)
  • 吉川恭子(CiiAT Clinical Art Therapy Diploma取得アートセラピスト)
  • 高橋洋子(認定心理士)
  • 井川恭子(キャリアコンサルタント)

すべての講師が、GLLC(一般財産法人生涯学習開発財団)認定マスターアートワークセラピストです。
実践と理論の両面から、安心して学べるサポート体制を整えています。

 

こんな方におすすめです

  • 心理、福祉、教育、医療などの対人支援職の方
  • アートと心理に関心があり、それを人の支えに活かしたい方
  • 支援の現場で活かせる「問いかける力」を育て活動に活かしたい方
  • アートセラピーに興味がある方

必須単位を得て、論文をクリアした方は、内閣府所管 一般財団法人生涯学習開発財団(GLLC)の認定を受けることができます。

 

【QAT-FLT認定講座】10月開講

講座の内容を実際に体験できる無料のオンライン/対面説明会・体験会・講演会を7月から開催します。

講座詳細はコチラ

無料講座説明会はコチラ

まもなく、アートセラピーについて色々知ることができる『無料講演会』についてもオープンいたします。
どうぞお楽しみに。


緑の香りがいっそう濃くなる頃。
梅雨の季節も晴れやかにお過ごしになれますよう。