フォトアートセラピー(20期)

受講を終えた感想をご自由にお書きください。

S・Rさん
マッキーさんが作る柔らかい空気の中で、マッキーさんの問いかけから、みんなの中で何かが触発されて動き始める様を目の当たりにして、人の発する言葉にはこんなにも力があるんだ、と何度も感じました。
初回は、感じたことを言葉にするのが難しく、だいぶ感度が鈍っていたようですが、回を重ねるごとに、そのまま受け取ることや、受け取ったものを言葉にすることが、自然にできるようになったと思います。それも、何を言っても言わなくても大丈夫、すべて受け入れてもらえる、と、安心できる場だったからこそだと思います。普段の生活の中で、素直に感じたことを伝え合うという時間がいかに少ないかにも気づきました。
ただ感じたこと、湧き上がったものを外に出す、それを誰かにそのまま受け取ってもらう、受け取ったことを話してもらう、ということが、こんなにも自分を落ち着かせるものなのかと、驚いています。
どの回も、何をやるのか当日までわからないというワクワク感があって、楽しかったです。個人的には、みんなで写真を撮り合いっこしたときが一番楽しくて、その写真をみんなで見た時が一番印象に残る回でした。
こうありたいと思う自分がいても、そこに自分が近づけているのかを知るのは難しくて、自信を失ったり情けなくなったりすることもありますが、撮ってもらった自分を見て、わたしこんな風に見えるんだ、ああいいじゃん、この人と友達になりたいと思ったんです。
自分一人ではなくて、人の目を通じて自分を知ることができたのも素敵な体験ですし、あのみなさんとだったからこそ、なんだとも思います。本当に、とてもいい仲間に恵まれましたし、自分もその一員でいられることに、この自分で良かったんじゃん、と思えています。
自分を知る、自分を癒すフォトアートセラピー、効果絶大です。
M・Rさん
「自分らしくありたい」と思っていても、“自分らしさ”って、どんな感じだろう・・・?とわからないでいました。家族や子育て、自分以外の誰かのサポートに追われる日々の中、自分へ向ける意識が薄れてしまっていたのです。
フォトアートセラピー講座を受け始めて、段階を踏みながら進めていくにつれて、意欲が湧いてくるのを感じました。私は、日々何を見ているのか、どんな一瞬をとらえるのか、どう切り取りたいのか、自分自身と自然と会話する中で、「あぁ、こういう空気や世界観が好きだったんだよな」と自分を取り戻していきました。
温かな講師の問いかけと、考え抜かれた深いワークがあり、安心できる場で、私はたくさんの気づきを得ることができました。みんながやさしく、深く耳を傾けてくれたことがとても嬉しかったです。
もうすでに私の中にある自分らしさ。今ならそのままの自分でいられる気がします。
T・Aさん
私は写真を撮るのも撮られるのも苦手意識がありました。でも、この講座では、写真を撮る技術ではなく、自分が撮った写真や仲間に撮っていただいた写真から、自分自身の内面に気づく貴重な体験ができました。特に仲間からのメッセージは、嬉しい楽しい気持ちで心が温かくなりました。
あっという間に5回の講座が終了しましたが、出会った皆さんは私の大切な宝物です。
南希代子さん
少しずつ自分のこだわりが消えたような気がしています。
皆の話を最初は緊張して、最後は最高に楽しんで聞くことができて、人生が豊かになった気がします。
参加してよかった。その一言につきます。
O・Nさん
マッキー先生の本「フォトアートセラピー」と出会って10年、巻頭の「私が私のプロになる」を目指して、私なりに「より良い自分」や「より良い写真」を目指してきたつもり。ですが、講座では「えー!?」とその思い込みがひっくり返ることの連続で、毎回ショックを受けました。「こんな風に撮るんだ!」とか「この写真が好きって、マジ?」とか、写真に正解はないっていうけど、ガツンと頭を殴られたような感じ。
一番驚いたのは、私がどうしても受け入れがたい「セルフポートレート」の1枚を「これ好き」と言ってくれたメンバーが何人もいたこと。怖い顔をした私の写真から、まだ出し切れてない「秘めた力」を感じてくれたのかもしれません。とても不思議で嬉しい体験でした。
何よりも「写真の持つ力・可能性」について再認識できたのが本当に良かったです。
そして、写真にうつっているものだけでなく、目には見えないものまで感じ取って温かく包んでくれたマッキー先生と、オープンな心で回を重ねるにつれて変化していく様を見せてくれた愛溢れる素敵なメンバーとの出会いに感謝したいと思います。
みどりさん
毎回の講座で自分に向き合う作業は、楽しくもあり、苦しい時もありました。それだけ真剣に自分と向き合えたのもマッキー先生と他の受講生さん達の存在が大きかったです。マッキー先生やみんなへの感謝の気持ちでいっぱいです。
この講座を通して、自分は何が好きで、楽しくて、幸せなのかを再認識できました。
これからも自分の好き、楽しい、幸せに正直に生きていきたいです!
後藤奈都子さん
自分の撮った写真を通して、自身の、社会や他者、自分自身への態度に鮮烈に気づく。視点や心構えを少し変えてみる。行動を変えてみる。そうやって変化していく写真を、参加者みなで味わい、感じを共有する。気付きの相乗効果のシャワーを浴びて、自分という存在が、参加者みなから、私自身から、幾層にも支えられるような、得難い宝物の体験となりました。信頼できる場を丁寧繊細に作って下さった大橋牧子先生へ、でっかい感謝を。
K・Yさん
自分の存在を、私自身がグッと感じたい。そう思っての受講でしたが終わってみて、こんな自分だから私なんだ!という確かな感覚というよりも、なにかを体験してなにかを感じとっている私がいる、体感することが私であり、写真やアート、言葉や音楽で表現できることが、その感じとった私を響かせる最高の仲間たちのように感じました。
自分とつながり、自分のバランスをとり、自分を楽にしてあげられる目を瞑って撮った体験や、自分の笑顔を強みであり魅力であると受けとることができた体験、そして何気ない日常を写真と言葉と音楽で大きく抱きしめたような体験。
そして毎回楽しみだった一人ひとりの語り。豊かなものを受けとって、また体感していく日々を過ごそうと思います。