「みずからを知るには、無意識に潜んでいるものを意識にもってくる必要がある。無意識が抱いている考えは、夢や絵の象徴言語のなかで私たちに伝わってくる。絵の体系的な分析は夢の分析とよく似ており、無意識からのメッセージに対する理解と気づきを深める。私たちの発達を促進してくれるものは、夢や夢を描いた絵だけではない。覚醒状態でのファンタジーやイマジネーションも、絵として表現されれば全人格、つまりこころとからだのさまざまな部分の状態を明らかにしてくれる。」
出典)「絵が語る秘密」グレッグ・M・ファース(著)角野善広/老松克洋(訳) 日本評価出版社
自分が見えている世界だけで判断や決断をしてきました。だけれどどうにも前に進めなくなった時、私はアートセラピーと出会いました。そしてこう言われたのです。「もっと自分を大きな世界から見てみましょう」と。
自分の無意識をアートで表現してみるというツールを手にして私は生きていくのがとても楽になりました。(Staff Y)