柴崎 嘉寿隆ブログ「自分セラピー」

プレゼントの語源は?

「プレゼント」には、贈り物という意味と、
もう一つ今現在という意味もあります。
授業などの出席という意味にも使いますね。
語源はラテン語で「あらかじめある」、だそうです。
さて、この語源がどのような経緯で、贈り物や今現在を
表すようになったのでしょうか?
事の定かは専門家にお任せするとして、
話を進めることにします。

このプレゼントから派生した言葉で、
プレゼンテーションというものがあります。
周知のように、発表するとか説明する、
或いは披露するなどの意味があります。
一般にプレゼン、と省略されますが、
プレゼントの語源から考察してみると、
このプレゼンテーションは、
奥深いもののような気がしてきます。

もう20年も前の事ですが、
私は「表現」について考えたことがありました。
「表」と「現」。
どちらも「あらわす」意味で、漢字が二つ。
日本語の表現にも深い意味がありそうです。

ユングは意識と無意識という二極を提示しました。
光と影、表と裏、男と女、昼と夜、
この世の中にあるものは
すべて2極化される事物ばかりです。
そこで
「表」はあらわす。
「現」はあらわれ。
なんだか、見えてくるものがありませんか?

プレゼンの達人は世の中にたくさんいます。
でも単に話し上手というわけではなく、
かえって話が上手とは言えないのに、
朴訥とした語りで人の心を打つこともあります。

私が主催する「プレゼンテーションコース」は、
まさにこの理論を使ったトレーニング。
話し方や身振り手振りのトレーニングで、
外側だけ飾るのではなく、内面からの輝きを
ごく自然に外側に流しだしていく。
自然な手の動き、自然な目の配り方、
自然な息遣い、自然な言葉。
そこに、その人らしさが表れてきます。

わずか4回のトレーニングですが、
毎回その人の思ってもみなかったような魅力があふれだし、
最後には目頭を熱くしてしまいます。

ところで、プレゼントと言えば、もうすぐクリスマスですね。
今年のプレゼンンテーショントレーニングの講座は、
クリスマスイヴにスタートです。

自分へのプレゼントとして、
来年の自分の表現力アップに、
どうぞお越しください。

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柴崎嘉寿隆による
プレゼンテーショントレーニングコース

~「表すこと」と「現れること」~
この2つの側面が統合された時にはじめて完成される「自己表現」

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心が喜ぶそんなプレゼントを自分にしてみませんか?

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投稿者:柴崎 嘉寿隆

クエスト総合研究所代表取締役  JIPATTディレクター(Japan International Program of Art Therapy in Tokyo Director)、 NPO法人子ども未来研究所 理事長