スタッフブログ「アートと暮らす」

選択の基準

こんにちは、mackeyです。

金木犀の香りに出会う季節ですね。
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先日懐かしい友人と会って、高校時代の話になり、
いろんなことを思い出していました。

高校1年の時、2年次の社会科の選択をしなくてはいけない時があったんです。
選択科目は、「日本史」「世界史」「地理」の3つ。

気持ちとしては、カタカナが苦手だったのもあり、
一番好きなのは 「日本史」かなー。

でも、この選択は、とても重要で、
2年次のクラス編成に大きく関わってくるのです。

仲の良かった友人たちが「世界史」選択だったので、
私は少し迷いました。
「世界史」にしたら、クラスが一緒になる可能性はグンと高くなる!
2年は、修学旅行もあるし、諸々行事もあるし。。。

そして、横からはこんな情報も入ってきます。
<「地理」は簡単らしい> 笑

そんなこんなで、当時の私は選択で悩みました。

今振り返ると、その時の私は“選択の基準”がまったく定まっていなかったんですよね。

今だったら迷わないと思います。

それは、「大人になったから」というだけではなくて、
何を自分が大事にしたいか、何を基準にしていきたいか、
そんなことが随分わかってきたからかもしれません。

私がずーーーーっとスーパーバイザーとして関わらせてもらっている
自己分析心理学コース」では、『自分が源』という概念を学びます。

このクラスを受けるまで、
“誰々がいるから”とか
“ここだったら楽しくしてもらえそうだから”とか
そんな考えを当たり前のように持っていた私の意識は、
気づけば随分と変化しました。

『本当はどうしたいの?』
そんな問いかけに何度も何度も出会っての今があります。

そして、当時、高校1年生の私は、
結局自分が一番好きな「日本史」を選びました。

結果、仲が良かった友人たちとはクラスもわかれたし、
内容は簡単でもなかったけれど、
2年の時のクラスはとてもいいクラスだったし、
受験も日本史で受けました。

そうやって、今思うことは、
「自分が描く未来はたかがしれているのかもしれないなぁ」ということです。

それは“その時”の自分が知っている精一杯で描くから。

でも、一歩すすんでみれば、
想像もしていなかった未来につながっていく可能性が秘められているんですよね。

だから、“未来にきっとこうなるだろうから”と予測するのではなく、
今、自分が一番どうしたいか。
これに尽きるのだと思います。(私にとって)

たかだか社会科選択でここまで語らなくてもいいのですが(笑)

今の私の基準は、シンプルに「今、自分が一番どうしたいか」なんだな、と
改めて気づいた最近の出来事でした。

そうそう。
“自分の“選択の基準”はなんだ?
そんな風に思った方は、一度自己分析のクラスでみっちりみてみましょー。

投稿者:makiko ohashi

(一財)生涯学習開発財団認定マスターアートワークセラピスト、 NPO法人子ども未来研究所理事、フォトセラピスト、親子のアートセラピークラス「心のアトリエ」主宰