アートセラピーの輪 Vol.20

皆さん、こんにちは。fumiponです。
台風が過ぎ去り、急に涼しくなりましたね。

さて、
アートセラピーの輪も20人目になりました!
今回は、積田千恵さんをご紹介します。

彼女は、現在アートワークセラピストとして
様々な活動をしている傍ら
現在、JIPATT3期生として、臨床現場でのアートセラピーについて
学びを深めている方です。

● 積田 千恵さん

「心を耕す」

セラピーに興味を持ったのは、
自分を変えたいと思ったのがきっかけでした。

一度きりの人生だから、なんとなく満足しないままにはしたくないし、
でも、どう変えていけばいいかもわからずにいました。

自分に対してわからないことがたくさんあり
不自由さを感じていました。

でも、自己分析での学びや
アートセラピーなどで表現したアートとの対話から、

私は周りからの評価によって自分の価値が決まると思っていたこと、
本当はありのままの自分で生きていたいんだ

と気付きました。

心を耕したような感じです。

耕すっていうのは、心の中でほったらかしになってたことを
丁寧にもう一度見て、受け止めて
光を当ててあげるような感じですかね。。

自分のいいところも
そうでないところも
評価するのではなく、理解をしていく。

そして本当の思いに自分で気付くことで
自然と自分の価値を感じ、現実に変えていくことができました。

ちえアート

大人になればなるほど
外の世界に目が向いて、自分の内面に意識が向かなくなってしまう。

楽しいとか楽しくない
幸せとか幸せじゃないとかを
周りの環境や人によって決めてしまいがちになるけど

自分の心が決めることだと
私は思います。

「アート表現に毎回感動しています!!」

アートワークセラピーのセッションでは、毎回すっごい感動します。
体験した方も、こういうものを表現するとは思っていなかったと
驚く方が多いんです。

アート表現の中には、その人の可能性や輝きが
たくさん詰まっているように感じています。

表現すること
感じること
受け取ること

そのプロセスを通して自分に問いかけていくことは
畑を耕し、種を植えて育っていくようです。

だから、アートを通してクライアントに
寄り添っているときは、ほんとにドキドキします。

ちえアート3

現在、JIPATTで学んでいます。
実際の医療現場での臨床例を聞きながら
自分だったらどんな解釈をして、どう対処するだろうと
常に実践的な視点で学んでいます。

アートセラピストとして「人と向き合う覚悟」みたいな
腹が据わった自分を感じています。
これからも自分の未来を自分で選択して自分で拓いていくと共に、
多くの人にそのきっかけを与える人であり続けていきます。

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お話を聴いていて
彼女の熱い想いに触れて
とても感動しました。
積田さんのブログはこちらです。

自分に興味のある方や心のケアに興味のある方には
彼女のように、まずは心を耕してみるのも
いいのかもしれません。                    By fumipon

 

 

 

投稿者:クエスト スタッフ

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