2020/9/15 Vol.35 つくる

「われわれ普通人は、モーツアルトのように作品をつぎつぎ生み出したりすることはできない。しかし、自分の人生こそが作品であり、それをかけがえのないものとするための努力がいると思われる。そのためにはイメージ、あるいは自分の人生に対するヴィジョンを持たねばならない。ただ能率よく、面倒なことを避けて、生きることばかりを考えていると、それは大量生産の商品と同様のものになって、何らかの個性も持たなくなってしまう。自分の人生は手作りでつくりあげねばならない。」

出典)「イメージの心理学」河合隼雄著 青土社

 

かれこれもう20年前になるでしょうか。
たまたま描いた1枚の絵
間違いなくここから人生が動き出しました。
アートのいいところって
自分の感覚にフィットするまで
何度もでも作りなおしたりできる事。
なんかちがう。。
これじゃない。。
ってあれこれ画材を使ったり
塗り直したり、描き直したりとしていくうちに
ふっと「これだっ」って感覚を味わえる。
その感覚は間違いなく「自分だけのもの」
何もかもわからなくなって
どうしたいんだろう?
どうやって生きていけばいいんだろう?
無我夢中で描いた時に
ふっと現れたひまわりのような花
その瞬間に「わたし・・・大丈夫だ」って肩の力が抜けて・・
今はまだ何も始まっていないけれど
この花が自分の力になる
だから慌てなくていい。。
「人生はいつでも作り直せる。」
そうアートが教えてくれたのです。
この後しばらくして私はアートセラピーを学び始めました。
「アートには力がある」
今わたしは自分の人生を生きている。
そう感じています。
(Staff Y)

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