アートセラピーの輪Vol.14

こんにちは、マッキーです。

GW頃から日差しが強くなってきましたね。
みなさんはどんなGWをお過ごしでしたか?

さて、今回の「アートセラピーの輪」でご紹介するのは、

■ 村松美紗さん

彼女は、クエストでやっているアートワークカフェのスタッフさん。
親子のアートセラピークラスでのサポートや、
彼女の職場でもある障害者施設でアートを使ったセッションも行っています。

さらには、2014年から日本で学べるようになった、
国際基準のクリニカルな学びができるJIPATTの2期生でもあります。

「日常にアートセラピーをどんな風に活かしていますか?」
そんな問いに対し、開口一番でてきたのが
「考えすぎてるなーと思うとき、アートをします」
ということばでした。


いろいろ考えすぎてるなー、
いつまでもイライラが抜けないなー、
そんな時にアートをします。

たとえば、具体的に対象の人やモノがある場合は、
それとの距離をアートで表してみたり、
エネルギーを色や形であらわしてみたり。

そうすることで、私のなかで“発散”と“理解”が起こるんです。

そうると、次の日、その人やモノに向き合ったとき、肩の力が抜けておだやかにいられる自分に気づきます。

不安な時もそう。

不安について頭でいろいろ考えるのではなく、
ただそれを色や形で外に出してあげる。

そして、その描いたものを改めて見ると、
頭で考えて言葉を出そうとしていたときとは違う、
もっと直感的なところからフッと言葉がわいてくるんです。

そうやって出てきた一言を絵に描き添えることで、
その時の自分を受け止めてあげられた感覚になります。

不安を感じている自分がだめなのではなくて、
そんな自分がいるんだなと認めてあげられる。

私にそういった感覚を思い出させてくれるのが、アートセラピーです。

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美紗さんは、アートセラピストとしてアートを提供するだけではなく、
自分の日々の生活のなかにも、とても自然にアートを取り入れているすてきな女性。

アートは敷居が高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
こんな風に、実はとっても身近で、簡単なものなんです。

アートセラピストになるためはもちろん、
日々の毎日にも活かせる「アート」の豊かさをぜひ皆さんも味わいにいらしてくださいね。