スタッフブログ「アートと暮らす」

「自分は本当はどうしたいのか」

こんにちは、マッキーです。
冬は空がきれいですね。

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お坊さんも走る師走。
慌ただしい時期ですが、
そんななか先週末は37期自己分析心理学コースの集中セッションがありました。

そもそも自己分析のクラスは、

「セラピストになるには(人に寄り添うには)、
まず自分が自分と向き合うことが不可欠である」

という立場にたって、学んでいきます。

その中でも、3回目にある集中セッションは濃い。
色んな意味で、濃い。。。

「ペルソナ」をテーマにしながら、
自分自身と「これでもか!」というくらいに向き合っていきます。

私も15年位前に受講生として参加して、
とことん向き合ったからこそ、
今、セラピストとしてやっていく軸ができた。
そう言っても過言ではないくらいです。

それからスタッフとして何回も入り、
毎回私自身もいろんな気づきがあります。

今回、特に感じたことは、
人は自分で自分をわからなくするんだな、ということ。
「まわり」のせいではなく、
「自分」が「わからない」「迷う」を選択するんです。

そんなの選択したって、居心地悪そうなのになぜだろう?

そう考えたとき、私の中に浮かんだのは、

「わからない」と言っていれば、
決めなくていい理由になる。

「わからない」と言っていれば、
進まなくていい理由になる。

つまりは、
「わからない」と言っていれば、
幸せにならなくていい理由になる。

そこには、『今のまま』いられるという安心感がありました。

でも、クラスでは聞かれます。

「自分は本当はどうしたいのか」と。

何度も何度も問われます。

人生でそんなに考えたことないよ!というくらい、
3日間はそんな問いを自分でも自分にしていきます。

だからこそ、あの3日目があるんだと今回実感したのです。

3日目の最後の実習は、
卒業生の中でも印象に残っている人が多く、
あの体験は、セラピストとして人と関わる際の支えにもなるような実習です。

あれを初日にはとてもできなかったでしょう。

3日間仲間と自分と向き合ったからこそ、でしょう。

なのだとしたら、3日間は終わったとしても、
これからの日々の中で「本当に自分がしたいこと」を
せめて自分が大事にし続けることができたら、
その先は…なんだか想像を超えるくらい楽しみになってきます。

今、37期の受講生たちはそんな一歩を踏み始めたところ。

クラスはまだあと半分。

修了式はどんなみんながいるのかな。

…なんだか想像を超えるくらい楽しみになってきます。

 

 

 

投稿者:makiko ohashi

(一財)生涯学習開発財団認定マスターアートワークセラピスト、 NPO法人子ども未来研究所理事、フォトセラピスト、親子のアートセラピークラス「心のアトリエ」主宰